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立ち去る覚悟・飛び立つ準備


GWの半ばは自宅で過ごしています。
外はお祭りで賑やかですが、家の中はとっても静かです。

傍から見ていると、よく解かる事が、自分では解らないのだなぁと最近実感しています。
人の言うことに、それが時には耳が痛い話でも、少しは聞いた方がいいのだなぁと、
そう思います。

そして、お互いに、共に暮らす人の欠点ばかりに気がついて
自身の非を省みない状態は、とても寂しいものだなぁと思います。
いえ、たとえ欠点ばかりが目についても、お互いにその人を愛おしく思っているとしたら、
最終的にはきっと一緒に歩いていけるのでしょう。

温かくて、優しくて、明るい家族を、人生を、ずっと望んできました。
けれど、なかなか辿り着けないものですね。

だけど今、もし快適な場所にいるとしても、それにしがみつかず、
望まれていないときはいつでも立ち去る覚悟を持っていよう、
そして、いくつになっても新天地へと飛び立つ心の準備をしておこう、そんな風に考えています。

昨年、上京する息子が我が家の本棚から選んで持って行った本が、昨日帰ってきました。
その中の一冊を手にとって、懐かしく読んでいました。



~人はだれかを恨んだまま幸せにはなれない~

~嫌な人、許せない人を心で思ったまま、人は絶対に幸せにはなれないよ。
心が暗くなったとき、『許します』って言って天国言葉で心に電気をつけるんだよ。~

『許す』というとは結局自身のためになる、というのです。

~あなたが悔しくて眠れないとき、傷つけた相手はちゃんと寝てると知る~

~だから相手っていうのは変わらないんだよ。
そんなことに時間を使うより、公園に行って花を見てるほうがよっぽどハッピーだよね。
人間の脳はしょせん一つのことしか考えられないんだから、いやなものを忘れる努力をするよりも、自分を幸せにしてくれるものに心を向ければいいんだよ。
そうすれば心が幸せになっていくから、人を許す余裕が生まれるんだよ。~


うんうん、こんな風に考えられると確かに幸せ感がほっこりと心の中に現れます。
自分も含めて欠点のない人間なんていないのだから、『許す』ことで自分にも人にも優しく、前向きに、歩いていこうと、そう思いました。



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2018年05月10日(Thu) 07:54












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